腰の痛みを少しでも和らげたい、ということで腰痛ベルトやコルセットを使う人もいると思います。
ただそんなコルセットも、まちがった場所に付けてしまうと、効果は半減してしまいます
ここでは腰痛コルセットの付ける位置を解説したいと思います。
①
一般に腰といわれる部分に痛みのある人、腰の曲げ伸ばしによって痛みの出る人の場合は、骨盤が半分と腰が半分になるようにコルセットを着用します(図の赤い部分です)
これにより腰部の動きが制限され、痛みが軽減します
コルセットは骨盤から腰までを含むタイプのものを巻きます。ですので最低でも幅が20センチ以上のものを選びましょう
②
お尻のえくぼ周辺に痛みのある人は仙腸関節を痛めている場合があるため、骨盤の一番出っ張っているところの下のくぼみに合わせて巻きます。これにより仙腸関節が固定されて痛みが軽減します。
妊娠中やぎっくり腰で痛めやすいのが、このタイプの腰痛です。
妊娠時は下腹部から、少し上に向かって巻くようにします。
また、症状によっては前から後ろへ巻く場合と、後ろから前へ巻く場合とでは、痛みの軽減度が変化することもありますので、試してみてください。
コルセットは骨盤を巻くタイプのものを選ぶと良いでしょう
産後に生じる腰痛で、お尻に痛みのある場合にこの位置に巻きます。
股関節の骨の出っ張りが骨盤の下で触れることができます。この骨を含めて巻くと良いでしょう。
出っ張りは、股関節を曲げたり伸ばしたりすると、骨盤の下に動く骨が触れられます
出産後では骨盤が開き、痛みを伴うことがあるため、骨盤を引き締めて安定させることで痛みを軽減させます。
コルセットは骨盤を巻くタイプのものを選ぶと良いでしょう


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