棘筋
起始停止
起始
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停止
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第1-2腰椎、第10-12胸椎の棘突起
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第h2-8胸椎の棘突起
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構造
棘筋は、脊柱起立筋の最内層に存在し、半棘筋の上部に位置する
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作用
両側の収縮で、脊柱の伸展
片側の収縮で、脊柱を同側へ屈曲
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働きが最大になる肢位
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臨床意義
腰痛
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胸棘筋が短縮して胸椎の可動性が低下すると、腰椎での代償運動が生じて腰痛が起こる
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脊柱起立筋
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脊柱起立筋は腸肋筋、最長筋、棘筋を総称して呼ぶ
腰痛では上位腰椎レベルの脊柱起立筋で圧痛が多い
圧痛部位を中心に脊柱起立筋線維を頭側、尾側方向からつまむと、圧痛が消失することがある
側弯の凸部の頂点に位置する脊柱起立筋は、常時伸張されているためか圧痛や運動時痛を有することが多い
上位腰椎レベルの脊柱起立筋を外側から脊椎方向へあっすると、大腿外側面に放散痛の現れることがある
椅子からの立ち上がりや歩行開始動作で生じる腰痛は、下位腰椎レベルの脊柱起立筋に多い
長時間の歩行や立位の持続で生じる腰痛は、上位腰椎レベルの脊柱起立筋に多い
腰が重だるいと表現する患者で圧痛の認められる部位として多いのは、上位腰椎レベルの脊柱起立筋である
健常者では体幹前屈時に脊柱起立筋の筋活動が出現するが、前屈を進めると筋活動が消失する(屈曲弛緩現象)
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