起始停止
起始
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停止
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上前腸骨棘
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脛骨の外側顆
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構造
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大腿筋膜張筋の作用
股関節の屈曲・外転
膝関節の伸展・外旋
外転筋力を比で表すと、中殿筋:小殿筋:大腿筋膜張筋=4:2:1
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働きが最大になる肢位
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臨床
弱い筋肉である
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靭帯の占める面積が大きい為、筋肉としての力は比較的弱い
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歩行時
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歩行時に、下肢を真っ直ぐに踏み出すのに重要
筋力の低下により、歩行時バランスが低下する
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外側上顆部の痛み
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同筋の拘縮を有する膝OA患者の場合、腸脛靭帯の走行途中にある大腿骨外側上顆付近に疼痛を訴えるケースが多い。多くの場合ストレッチによって疼痛は軽減できる
大腿筋膜張筋の緊張は脛骨を外旋方向へのストレスを高め、膝関節内側裂隙に痛みを生じさせる。大腿筋膜張筋を他動的に緊張させたときに関節内側面に疼痛が誘発される場合は、この筋肉が原因の可能性が高い
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トレンデレンブルグ歩行
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中・小殿筋や大殿筋、大腿筋膜張筋などの股関節外転筋郡に麻痺を生じるとトレンデレンブルグ現象を生じる
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腸脛靭帯炎
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ニーアウト・トゥーイン(Knee out – Toe in)により、腸脛靭帯炎を生じやすい
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膝OA
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大腿筋膜張筋の緊張は膝外反要因となる
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