運動に不可欠な水分補給運動をする場合は、からだの要求(のどの渇き)の有無に係わらず、意識的に水分を補給することが大切です。水分を摂らないと、血液中の水分が減少して、血液成分が濃縮し、粘性が上昇します。そのため、心臓や血管に多大な負担がかかったり、尿酸値の上昇や腎機能障害などを招きやすくなったりします。ただし、水分を過剰に摂り過ぎると、血液の水分が上昇し、筋肉のけいれんを起こしかねませんので、適度な水分補給が大事だといえるでしょう。
■ 運動時の水分補給の方法
運動前
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運動の30分前までに
250~500mℓの水分を補給
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運動中
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15~30分おきに少量ずつ分けて飲む
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運動後
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コップ1~3杯程度
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スポーツの種目や季節によっても違いますが、運動時の水分補給の一つの目安とされるとよいでしょう
■ 水分補給の注意点
糖分の多い飲み物は、血糖値が上がりすぎる可能性があるため注意しましょう。
発汗によって失われた電解質を補うためにスポーツドリンクを利用するのもよいのですが、成分を確認し、糖分が多い場合は2倍程度に薄めると良いでしょう。

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