マイクロ治療器というのは、マイクロ波を患部に照射することで痛みを除去する治療機器です
主に整形外科や接骨院の治療として使われます
今回は、マイクロ波治療を受けていると「熱くて我慢できない」「ズキズキする」「患部が痛くなる」という方のために、その原因を解説していきます
マイクロ波治療を受けると「熱さや痛み」が増す原因
1. 照射する部分の皮膚が汗をかいている
夏場など汗で湿っている部分にマイクロ波を照射すると、皮膚温が急上昇し熱く感じることがあります
汗(水分)はマイクロ波によって熱が発生するためです
場合によっては、火傷の危険もあるため、必ず汗を拭いてから治療を受けなければいけません
2. 湿布薬を貼っている
湿布薬を貼っていると、薬剤の中の成分が発熱し火傷の原因となります。湿布などを貼った状態でマイクロ波は照射してはいけません。マイクロ波治療を受ける場合は、最低でも1時間前には湿布をはがすようにしましょう。
湿布ではなく、塗り薬にも熱を出す薬剤が入っていることがあるので、注意してください
3. くるぶしや肘などの骨の突起部にくっつけて照射する
骨の突起部は血管や神経が皮膚の浅い部分を走行しているため、熱を感じやすくなっています。マイクロ波治療器の照射部分を、骨の突起に触れるほど近づけて照射をすると、高熱となり痛みを感じる原因となります。筋肉の薄い、骨の突起部は機械を離して治療を受けなければいけません
4. 関節に水が溜まっている
人体の中でひざ関節は、最も水が溜まりやすい関節です。関節に水が溜まっている状態でマイクロ波を照射してしまうと、通常の時に比べて関節の水分が熱を持ちます。至近距離でマイクロ波が照射されると、場合によっては関節が高熱をもち、痛みを引き起こしてしまいます
関節に水の溜まっているときは、マイクロ波の距離を離すか、治療を一時的に中止することが安全です
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このように、マイクロ波治療を受けるときに「熱さや痛み」をもたらす原因はいろいろあります
患者さまというのは誰もが先生を信頼して、自分の身体を預けるものです
ですから、治療中に痛みが出ても、患者さまは「先生がこれをやりましょう」と言っているのだから、少しくらいは痛みを我慢しなければいけないのだろうと思い、そのまま治療を受け続けてしまうものです
しかし、痛みというのは体の危険を知らせる信号です、治療中に痛みがあるということは、何かしらの問題があるということです
痛みのある時は、必ず担当の先生に相談されることをお勧めします
また、感覚の正常な方でしたら熱を感じられるのですが、感覚が鈍くなっているご高齢の方などは、気が付かない間に火傷をしてしまうこともありますので、「感覚が鈍い」などの症状をお持ちの方は、そのことも説明しておくと、二重三重に事故の防止につながります
「こはた接骨院」では、最新の注意を払ってマイクロ波治療器を使っています
マイクロ波治療器は、関節や筋肉の痛み軽減に有効な治療機器です。関節や筋肉に痛みのある方は「こはた接骨院」までご相談ください
こはた接骨院
東京都足立区西新井本町1-10-9
03-3856-2730
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