2020年5月22日金曜日

膝の柔軟性を高めよう



膝周囲には大腿四頭筋、ハムスト、腓腹筋など様々な筋肉が付着しており、立位や歩行などの動作に深く関与する

上記筋群の柔軟性が低下すると、関節可動域の制限により歩行動作などにも影響を与える
また、関節可動域制限は筋肉の働きの制限となり、筋力低下にもつながる


膝OAなどでは大腿四頭筋筋力強化だけを指導して終わりにしてしまうのでなく、各患者の筋肉の柔軟性、および筋収縮力の程度を知り、状態に合った筋力訓練やストレッチを行うことが重要である

柔軟性の低下は、伸筋群より屈筋群に生じやすいため、膝では特に屈筋群の柔軟性を高めたいところであるが、伸筋群を放置してよいかというとそうでもない

四頭筋などの柔軟性低下で股関節が屈曲位となると、代償性に膝の屈曲を伴うからである


膝周辺の筋群の柔軟性低下はいつの間にか進むため、気を付けてみていくことが大切といえる






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