2020年4月20日月曜日

股関節の可動域



屈曲
股関節の屈曲可動域は膝関節の肢位で異なる
膝関節伸展位では自動的に90°、他動的に120°の可動性を有する
膝関節屈曲位では自動的には120°、他動的には140°の可動性を有する

両股関節を同時に屈曲したとき大腿前面が体幹に触れるのは、腰椎の前弯と骨盤の後傾が生じるためである


伸展
股関節の伸展可動域もやはり膝関節の肢位で異なる
膝関節屈曲位では10°、膝関節伸展位では20°である


内転
股関節の内転には屈曲が必要となる
椅子に座って脚を組む際に、屈曲・内転位となる


外転
骨盤を固定して状態では30°外転する
外転運動の制限因子は靭帯と内転筋郡の緊張である


内・外旋
股関節伸展位では、内・外旋ともに45°の関節可動域を持つ
股関節屈曲位では靭帯が弛緩し、可動域は拡大する
股関節屈曲位と伸展位では回旋制限因子が違うため、股関節に回旋制限がある場合は、両方の肢位で可動域の獲得を行う必要がある









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