大腿を固定した状態で、下腿は内旋10° 外旋20°動く
膝関節が完全伸展位になる直前に、脛骨は大腿骨に対して外旋する
この運動を終末強制回旋運動といい、大腿骨内顆が外顆に比べて長く、外上方へ向いていることにより生じる
膝OAでは終末強制回旋運動がみられない症例が多く、膝関節伸展制限の原因となる
ベット上で長坐位となった時に膝関節の下に隙間が出来る場合は
上方から圧迫を加えて他動的に膝関節伸展を獲得する
この時、下腿の外旋を誘導しながら他動伸展を行うと良い
また
膝関節の他動伸展訓練の際、脛骨は大腿骨に対して前方へ滑る事を考慮すれば
脛骨近位端を上から押すのではなく、大腿骨遠位端を上から押し込むようにしたい

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