2020年2月6日木曜日

末梢神経損傷による麻痺で生じる機能低下・機能障害


上肢末梢神経において腕神経叢レベルでの障害は上肢基本動作の10割を失い、橈骨神経では7割が、正中神経では5割が、尺骨神経では4割が失われる可能性がある。

橈骨神経の麻痺では、手関節および指関節の伸展が不能となる
知覚領域は手背のほぼ全ての領域を支配するため、手背の侵害刺激を感じずに、外傷頻度が増すことがある

正中神経での知覚領域は橈側3本半の指の手掌部であり、第二の目とも呼ばれる重要な場所である
運動は手掌の固有小指筋であるため、障害は大きい

尺骨神経では物体の把握や握りしめが不十分となる

↑クリックすると、ランキング投票になります
よろしくお願いします!