膝OAの進行に伴う軟骨変化
前期
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関節軟骨は粘りと弾性に富、外力を分散・吸収する能力が優れているが、繰り返される外力により軟骨面が損傷し劣化する
軟骨面の劣化により関節面の弾力は失われ、本来の衝撃吸収が低下する
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初期
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関節面への更なる外力により、軟骨内部の線維が破壊され、少しずつ軟骨が磨り減ってゆく
関節軟骨の弾性が失われると、荷重を軟骨下骨に分散していた機能が崩れ、軟骨下骨の一箇所に荷重が集中する
軟骨下骨が厚く硬くなって行く(骨硬化)
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進行期
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軟骨は更に磨り減り、関節裂隙は狭くなる
関節の内側のみに荷重がかかる為、磨り減り、骨変形も生じる
外観からも関節の変形がわかるようになり、いわゆるO脚変形および屈曲変形が生じる
一度この変形が生じると、戻す事は出来ない
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末期
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軟骨は完全に磨り減り、軟骨下骨が露出するようになる
変形は強度となり、T字杖などの歩行補助具を使用しなければ、歩く際のバランスも取れなくなる
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